Blogブログ / 現場関係

九州初!不感地帯(圏外)でのICT建設

2024/12/02

2024年12月2日(月)

広渡川災害現場で九州初!の不感地帯(圏外)でのICT建設による施工を試行しました。

当現場は山間部で通信ネットワークが整備されていない不感地帯(圏外)の為、外部との通信が必要な場合は通信機器が繋がる場所まで移動が必要であり、緊急時等の連絡手段確保を目的として不感地帯(圏外)を通信可能なエリアにする衛星インターネット通信「Starlink」と長距離通信が可能なWi-fi「通信不感地対策Wi-fiパック」を現場内に設置したことで半径100m程度の範囲でWi-fiによるインターネット通信を確保することができ、インターネット・電話やメールの使用が可能になりました。
固定局からの位置情報が受信でき、ICT建機を安定的に稼働することが可能となり掘削・床掘作業においてICT施工を実施したことで、安全性・施工性・生産性の向上及び工程短縮に繋がりました。

次回工事でのICT活用工事としての運用も期待できます。

 

ブログ一覧