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わかりやすい油津基礎工事

2015/03/26

油津基礎工事の完成検査も終わり、ホッカリしている河野です。
今回の工事、水中作業ばかりで何をしているかわかるかな?
写真によるフローを書き込みます。
まず最初に、

①80t型消波ブロック撤去

潜水士による玉掛

玉掛け用ワイヤー 鋼芯 42.5mm
310t吊起重機船による撤去

起重機船に積込後、西町ブロックヤードへ海上運搬仮置

②グラブ床掘

地盤改良(サンドコンパクション)後、盛り上がり土砂を
グラブ浚渫船(400t吊)にて-18.5mまで床掘りを行います。

土砂を土運船に積込後、外浦に海上運搬陸揚げを行います。

   使用バケット
容量 8.0㎥ 高さ 7.6m 幅 2.2m 重量 34.0t

バケットの前に立っているのは、工事部の谷口次長です。

③帆布敷設

洗掘防止の為、床掘り完了した全面積に帆布を敷設します。

帆布を敷設金具へ巻付けします。

敷設金具を水中に降ろし、潜水士にて敷設します。

④捨石(5~100kg)投入

帆布敷設完了後、日向から捨石を油津まで海上運搬し、ガット船(1,100㎥積み)にて
潜水士の指示のもと、約6時間かけて捨石投入を行います。

捨石の厚みは、-18.5~-15.0m迄だから3.5m

⑤基礎捨石(5~100kg)均し

基礎捨石投入後、水中水準器を使用し丁張りを設置します。

丁張り設置完了後、起重機船(170t吊)にて叩き均しを行います。

叩き均しに使用する重錘ブロック 50.0t

潜水士による確認を行いながら均しを行います。

重錘による均し完了後、潜水士により捨石均し作業を行います。

以上が油津基礎工事でした。

工事部課長 河野

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